任期最後の議会が終わりました & 「勇退者・退職者の送別会」
【田中優子議員のブログより転載】
昨日(3月28日)世田谷区議会・令和5年
第1回定例会が終わりました。
「予算特別委員会」もあり、長丁場の議会
でした。
「令和5年度一般会計予算(案)」の採決。
「一般会計予算案」に反対したのは私たち
の会派だけでした。
中には、私たちの会派以上に、保坂区政に
対して厳しい意見を述べながら、予算案に
は賛成している会派もありましたが…。
これで、保坂区長と、私たち区議会議員の
任期中の議会は全て終了です。
皆さま、お疲れ様でした。
そして、議会終了後には、勇退する議員と、
退職する幹部職員の方々の送別会を「議員
互助会」で開催しました。
今期で勇退する議員は5名。(敬称略)
菅沼つとむ(自民党)
小泉たまこ(無所属)
田中みちこ(生活者ネット)
江口じゅんこ(共産党)
大会議室にて、飲食なし、お一人ずつご挨
拶をいただき、記念品の贈呈を行いました。
退職する職員は全部で136名だそうです。
年度末は一つの区切りですね。
来月は区長選&区議選が執り行われます。
新人もたくさん立候補するようです。
果たして何人、戻ってこられるか?
「実は私は霊感商法被害家族です」のツイートを紀藤正樹弁護士にリツイートしていただき、表示回数が激増しています
【田中優子議員のブログより転載】
一昨日、ツイッターのトップに以下の投稿
を固定しました。
リンク先のブログは以下です。
実は私は霊感商法被害家族です。→【議会質問より】 旧統一教会による霊感商法被害者救済対策を世田谷区でも!
そうしたところ、統一教会の被害者救済の
ために、長い間、戦い続けている紀藤正樹
弁護士がご自身のツイッターで、私のツイ
ートを “引用リツイート” してくださったの
です。
すると、どんどん表示回数が増えていって
二日で3万回を超えました。(驚)
さすが、紀藤弁護士です!!
39年前に我が家に起こった事件が、今、私
の人生に、こんな形で繋がることになろう
とは…?!本当に驚いています。
私は、「霊感商法の被害者家族として、断固
カルトを許さない!」という姿勢を貫いてい
く所存です。
小中学生の1クラスは40人か35人か。教員が児童・生徒一人一人に向き合う時間は充実させるべき。文科省VS財務省の戦いはどこへ向かう。
【桃野芳文議員のブログより転載】
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
世田谷区議会は定例会の会期中。本日は本会議3日目が終了し、各会派からの代表質問、一般質問が終わりました。あくまで桃野の主観ですが、区政課題に深く切り込む良い質問もあり、何か思いつきを喋っているようなもしくは”区政を良くするという意図を感じない”質問もあり、議員の仕事ぶりも様々だなと感じます。
その中で、桃野が共感した質問の一つが「教員の働き方」を取り上げた内容。
これまで桃野も課題提起してきましたが、学校というところは、世の中の動きに迅速に反応し変わっていくことが苦手な組織と感じます。校則問題しかり。「男は〜、女は〜」「下着の色は白」など、いつまでも時代錯誤の校則を変えることができないことは象徴的ではないでしょうか。
さて、そんな課題の一つですが、システム化、IT化も遅れている組織と感じてなりません。例えば連絡帳。私も子どもを持つ親なので分かりますが、つい最近まで、児童が欠席する際は、親が我が子の連絡帳に欠席する旨を書き込み、それを近所に住む友達に託し、その友達がその連絡帳を教員に渡すことで欠席連絡としていたという状況でした。紙を受理し、中身を処理するまで、その児童が登校するのかしないのか確定しない教員の方も業務効率はとても悪かったわけです。
そういう問題もある一方で、やはり教員一人が受け持つ児童・生徒の人数は適切なのかということもあります。教員がクラス担任を持つ際、40人学級なのか35人なのかで、その教員が児童・生徒一人一人に向き合う時間は変わりますよね。どちらが充実するかは明らか。
では現状はどうなっているのかというと。
学級編制については、国において平成23年度に「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」が改正され、40人学級から35人学級への動きが進んでいます。
平成23年度に小学校第一学年の35人学級を実施したのを皮切りに、その後、年を追って、小学校第二学年、小学校第三学年、の35人学級を実施。令和5年度以降も順に一学年ずつ移行して、令和7年度には小学校全学年で35人学級となる予定です。
一方、中学生。
東京都は独自施策として、小学校から中学校への進学に際し、手厚く生徒をフォローする趣旨の「中一ギャップ対応」のため、教員を加配しています。
つまり、中学校第一学年については、35人以下学級に足りる教員を加配、結果、中学校第一学年は35人学級になっています。ところがこれは中学校第一学年向けのいわば特例的な施策。中一から中二に進級する際に、35人学級から40人学級ということが起こり、クラス編成が「中学校1学年では4クラスだったのに、中学校2学年からは3クラス」となることも起こりえます。
これは意外と保護者の皆様に知られていない仕組みではないでしょうか。2年生進級時にいきなり「来年度からはクラス数が減ります」と通知されるような感覚を得た方もいらっしゃるでしょう。
話は戻って、教員の働き方。
私も区議会議員として区立小中学校の現状を知るにつけ、やはり教員が児童・生徒一人一人と向き合う時間はもっと多いほうが良いと感じます。
文科省は小学校、中学校の35人学級を目指す一方で、財務省は予算上の理由で消極的という話も聞きます。子ども達の教育の充実のためにも、ここは政治が力を発揮する場面ではないでしょうか。